主人公はツキがあるようでツキが無い、無いけど知恵はあるから笑って生きていける。ツッコミどころいっぱいの映画「クレージー黄金作戦」。意外な役者さんや歌手が出演しているのも興味深い。
初めて観て、当時のご時世を考えると、お金(制作費)掛かってる映画だなと。ラスベガスで踊る場面は映り込む一般の人達が、珍しそうに撮影現場を見ている様子とか見られる。砂漠で災難にあうクレイジーキャッツの場面は、撮影所に砂漠を作れば安上がりなんてことも思いながら、「ホンモノ」じゃなきゃダメなんだみたいな意気込みも感じる。
「ここは日本じゃないんだ!マジメにやれ!」
えええ・・ちょっw。
「金だ~金だよキンキラキンのキン!」
「金が宇宙を回してる~♪」
当時1ドル360円。確かに大当たりすればキンキラキンのキン!ですね。何でもありだった時代ですね昭和ってのは。リアルで昭和を生きてきたことに今更ながら良かったなぁなんて思うのです。