先日、引退した「つるぎ」に乗船。
またまた乗船する機会があり徳島→和歌山(8:00出港)に乗船しました。
狙ったわけじゃないのですが新造船「あい」に乗船できましたので、船内探訪してみました。
観光ではなく移動手段として乗船している乗客が多く、乗船開始後に船内で何処へ行ったら良いのかと落ち着かない雰囲気でした。
「つるぎ」「かつらぎ」は乗船したら、すぐ船内で右側がじゅうたん席、左側が椅子席。「あい」は扉が2つあり、船内側が自動扉。
船内図が船内前方と後方に展示。
デッキは、安全面で自由に動き回れるエリアは少ない。
エレベーターが駐車スペースから乗って客室へ移動できるのは有り難いですね。
下船時は、エレベーターに乗る乗客で行列になっていました。
従来通り、階段でも上り下りできました。
客室数は「つるぎ」と変わりないそうです。
テーブル席、ソファ席が増えて、じゅうたん席は小さく区切られている感じ。
客室フロアの屋外スペースが少なくなったような感じ。
喫煙室ができたことで屋外で喫煙ができなくなりました。
椅子席は以前、グリーン席のところに2人掛けで並んでいます。通路も広くなっていて歩きやすいです。
前方の窓ですが、着席したら空しか見えません。外の全景を見ようと思ったら窓に近づいて見るしか無いです。
座席横にも片側のみ窓がありますが丸窓で高い位置にあるので外の景色は見辛いです。
フリーwifi完備で受信良好(他に使う乗客がいなかった為)。
椅子席。
後ろにトイレもありますが、スペースの関係で両側に女性用、男女用が1つあります。
リクライニングができますが深くは倒せません。後方座席にちょっと配慮している印象。
2人並んで着席すると窮屈です。椅子幅が狭いような気がしました。
後ろの階段はグリーン席用。今回は利用しませんでしたが、機会があれば是非。階段で上がらないと行けないのは面倒臭いです。
特に徒歩乗船の場合は荷物を持って利用しないといけないので。(階段下に荷物置き場があります)
前方の座席との間隔はこんな感じ。きちんと着席して足を伸ばした状態です。
ちなみに158cm。
きちんと座ればスペースがありますが、だらしなく座ったら背面に当たるかもしれません。
この前後の間隔は「つるぎ」「かつらぎ」とほぼ同等です。
座席のデザインは阿波おどりです。
座り心地は、就航して時間が経っていないので疲れず良かったです。
じゅうたん席。
壁が高く外からも中からも見えにくい構造になっています。
じゅうたんのスペースがちょっと狭い。沢山の乗客が利用するにはスペースが少ない印象。
女性専用座敷は、じゅうたんがピンク色でした。
テーブル席とパソコンデスク、ソファ席。パソコン席がこれだけ？と思ったら船内設備「ビジネススペース」の記載があり、テーブル席後ろにありました。
ネットカフェみたいです。
窓側に向かって長テーブルと椅子が並んでいます。
4人掛けのテーブルが数多く食事をするには利用しやすそう。売店・自販機も完備。
引退直前の「つるぎ」で使用停止になっていたカップラーメンの自販機がありました。利用したこと無いのですが、小腹満たしに丁度良さそうです。
じゅうたん席に車椅子スペース完備。
囲まれているので中の様子が見えにくいです。
船内後方にトイレ。扉は磁石で固定。
以前より広々しています。
トイレの中はこんな感じ。
流すのは従来通りレバーでした。外国語の説明が必要でしょうね。
女子トイレの横に扉無しの化粧室があります。
明るい雰囲気で使いやすそうです。
船尾後方から前方は、じゅうたん席、ドライバールーム、あかちゃんルーム、エレベーターホールと続きます。
個室っぽい、じゅうたん席があり、団体予約専用かなと。乗船時は自由に利用できました。
以前は無かった喫煙室が完備。天候に関係なく屋外で喫煙させられていたのが、室内利用になって、受動喫煙対策に良かったのかと。
喫煙室の反対側は飲み物の自販機。
和歌山港下船口。
船尾にあった喫煙スペースやベンチが無くなり下船口が近くなりました。
下船口奥は駐車スペースへの階段。
ここから、上階デッキへの階段があり行ってみました。
船尾。
上階デッキから眺めるとこんな感じ。
眉山側の眺め。
デッキは広々としていて椅子もありました。
さらに上階に行ける階段もありましたが立入禁止の看板があり行けませんでした。
操舵している気分を味わえそうですね。
普段から移動手段として利用。一度着席したら到着まで動き回ることは滅多に無いので記念に色々と見て回りました。
普段から乗り慣れている乗客が右へ左へウロウロして落ち着かない姿が見られました。
南海フェリー「あい」出航時間(2019年12月17日現在)
徳島港：偶数便。和歌山港：奇数便(1便休航)。
運航便が変わる可能性がありますので問合せをした方が確実です。
