熊野もうで餅|奇数個入りなのが気になる熊野本宮大社御用達の和菓子

投稿者: | 10月 4, 2018

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和歌山の熊野方面が世界遺産になる前は門前(大鳥居)にはお土産屋さんの建物があったのですが、世界遺産登録後は更地に。熊野本宮大社の瑞宝殿にある珍重庵で「もうで餅」を購入。正月三が日後とはいえ、まだ大勢の参拝客で店も賑わってました。

 

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特に食べ物の土産は偶数個入っているものですが、この餅は「9個入り」。毎回、聞いてみようと思いながら後で「聞くの忘れた」みたいな感じ。何で奇数個なんだろう。家族で分ける時喧嘩しないかと余計なことを思ったり。
「9」というのは「苦」とかのくだらないゴロ合わせではないはずで、「九体」「九字」「九輪」「九尊」「九重」等などの宗教用語があり神聖で高貴な数であることを考えると「9」というのはこういう意味合いだと。
ちなみに包み紙の鳥は7羽、巴紋の絵柄が3つ。これも奇数。

 

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玄米粉の風味が広がる和菓子。餡は程好い甘さでお餅が柔らかいので何個でもパクパクいける。さすが生菓子です。販売は実店舗(インターネット)に限られ、高速道路SA等では扱っていないそう。インターネットで買えるとはいえ、そこへ行かなきゃ買えないっていうのも値打ちがあるように思えます。