丹生神社|正月初笑い神事 鈴振りさんに会うと良いことあるぞ~

投稿者: | 1月 4, 2018

笑いの宮,丹生神社,正月初笑い神事,和歌山県,日高川町,鈴振りさん

神様と相性みたいなものがあるのか、昨年、初詣参拝して割と良い一年でしたので今年も和歌山県日高川町にある丹生神社の正月初笑い神事に行ってきました。秋の「笑い祭り」が有名で、派手な衣装の鈴振りさんの他に鬼や獅子舞と更にパワーアップな祭りですが正月は、鈴振りさんひとりで神事。

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神事の時間が決まっているので、参拝時間に余裕の無い方は事前に神事の時間を聞いてみた方が良さそう。一回目の神事は10:10からでした。神事の10分前ぐらいには参拝者が鳥居前に集まり神事待ち。社務所の方から神事の説明の後、宮司さん登場。

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宮司さんからご挨拶とお祓いの後。

宮:「町長さんは?」
社:「え?帰ったよ」
宮:「え?帰っちゃったの?」

周りから「ゆっるいなぁ~」という声も聞こえるぐらいノンビリした雰囲気です。丹生都姫命(にうつひめのみこと)が寝坊して神事に遅刻した失態を嘆いたのが「笑い祭り」の始まり。神様もそんな調子だから、適当とか、いい加減ぐらいが丁度良いのかと。実際、町長がいないからってカリカリする人もいないし(爆。

鈴振りさん登場の前に福升を希望者に持たせます。

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福升を持った人は、無理矢理でも大爆笑しなければなりません。というか、笑うことが目的なので気にもしてないでしょう。「笑ってはいけない」の逆です。面白く無かろうが笑わなければならないのも耐え難い。

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鈴振りさん登場です。
万歳と共に大爆笑です。「ううう・・何もネタが無いのに笑うのが少々恥ずかしい」普段、笑いが足りないことに気が付きます。神事の間にも何度も笑わねばならず、そのうち勝手に笑えていたような気が。

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「笑え笑え~、永楽じゃ、世は楽じゃ」
鈴振りさんと参拝者も同じように「永楽じゃ、世は楽じゃ」と声を上げるので、ちょっと違う世界へワープしたような錯覚に。祭りが日常になっている地元の方々は気にもならない。

鈴振りさんの左手に抱えている箱の中には、飴が入っていて、子供達を近くに呼び寄せて撒きます。その後、参拝者へ歩み寄りながらアメちゃんを次から次に撒いていきます。私も拾いました。

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アメを撒いて神事は終了。素に戻った鈴振りさん。
ゆるキャラの被り物なら表情は変わらないのですが、神事の間の強烈なキャラクターがごく普通の人に変わった瞬間の違和感。鈴振りさんのトークの後、参拝者と写真撮影。

昨年は、鈴振りさんを撮った写真をタブレットの背景にしていたところ、良い事ありましたのでご利益はあると思います。(一応、個人差があるということで)。

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地元の産品を串に刺して神前にお供えする福升。升だけでも1升分の容量があります。正月神事は、その年の年男、年女も福升を持ち神事に参加。その後で一年の抱負などを言わされます(爆。

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当日、朝は雨降りでしたが神社に到着、神事が終わるころには晴れてきました。流石、笑いの宮です。
神社へは、神事の日に御坊駅からシャトルバス運行。駐車場は境内脇に停められますが台数に限りがあるのと、鳥居から境内までの距離は短いので少し離れた側道に駐車した方が無難。

今回、偶然なのか、丹生神社のお札のカラーがピンク。鈴振りさんが撒いて拾ったアメちゃんがピンク。着ていた服がピンク。帰宅してインターネットで見た記事が、全身ピンク衣装の林家ぺー、パー子さん。
偶然にしても、何か意味あるんですかね?